NPO法人 森の蘇り 活動レポート

レッツ☆きらめ樹~!

8月31日 きらめ樹キャラバン@静岡・牧之原市

Kirameki in Makinohara Shizuoka pref.
きらめ樹キャラバン8月のフィナーレ 牧之原
急斜面すぎて 笑いました。

なぜか「出会いのきらめ樹」に話が集中し、、、
ついには、けん怠期の夫婦のためのきらめ樹は?
というアイディアが。

子どもたちは、サクサク登り、
大人は一歩登っては二歩下がる、みたいな滑りっぷり。
傾斜45度はキャラバン史上最高ランキング。

斜面が急は、良いですよ。
お互い、なるべく動かないように
コミュニケーションするしかない

ご夫婦の共同作業、、
ピリリリ〜

そしてあきらめない女性2人の
力技!

8月31日
ナイスな写真撮れました〜

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絵里さん、剛さん、あさみちゃん、告知、お声かけ、
さまざまな準備、ほんとうにありがとうございました。
ごちそうさまでした。

恩は売っておくもんですね!!笑

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8月30日 きらめ樹キャラバン@京都府・美山町

Kirameki in Miyama Kyoto pref.
8月30日 京都府南丹市美山町にて
きらめ樹リーダー養成講座開催しました。

40度近い傾斜の斜面で、
なるべく歩き回らない方法で、
ゾーニング、そして選木。

スギとヒノキの混じる区画だったので、
まずは、ヒノキを優先して考えます。

残す立派なヒノキが決まったら、
次にスギで残す優勢木を考えます。

ピンクの選木テープが巻かれ、
残される木の配置のバランスを見ます。
そして決定。

二つ目の区画では、参加のみなさんだけで選木しました。

1本1本の太さやヒノキかスギか、配置はどうか?
残す本数は?

色々な角度から協議して、
決定。

ピンクのテープで配置バランスを確認して、OK。
8月末で、剥けも手間取りますが、
やっぱりムキたい!

斜面下の人は、すってんころりんしないように気をつけて、
レッツキラメキ!

この日は、美山里山舎の代表小関さんが、
ウッドマイザー製の製材機も稼働して説明してくれました。

稼働しながらの、細かな点を知りたかったので、
ありがたいことでした。

参加の皆さんは、丹波の人工林をなんとかしたい、南丹市できらめ樹やってきたい、徳島で取り入れていきたい、という方々が集まり、熱心に情報交換されていました。

作業道を30分ほど登った林地でしたが、
1日を終えて、傾きかけた日差しの中を、
テクテク下山していく、
それもまた何だか楽しい時間です。

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高草さん、何度も開催の準備、段取り、
ほんとうにありがとうございました。
回を重ねる度に、仲間の輪が広がってますね〜。

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8月28日 きらめ樹キャラバン 九州総括

Kirameki in Itojima Fukuoka pref.
・きらめ樹キャラバン 九州 完了です。
・各地での感想もシェアいたします。

・・・・・
8月27日の糸島では、
前回8月18日の参加者さんが、今度はきらめ樹のやり方を伝える側になって実践です。

広葉樹とスギとヒノキの混じる森で、
ヒノキがスギに勝って育っている林分でした。

断面積合計は50前後〜60台。

ヒノキはしっかり育っていて残り、
劣勢木は細いスギ。

う〜ん。
やはり、剥けない。。

カマ剥きですね。

少しでもつかめるところを作って、
何が何でも、レッツきらめ樹!!

差し入れの昼食をいただきながら
情報交換。森への思い、今の社会への思い、
同じ想いのつながりが盛り上がります。

・・・今回のキャラバンの各地で聞いたことは・・・

「知らない裏話をたくさん知って、ショックでした。」

「森のことに関わりたいとずっと思っていたのに、林業って女性の私にはできないなあと、とても入りにくいなあと思っていたんです。だから男女ペアでできるってすごくいいですよね。」

「地球のためになる生き方をずっと探してきたのですけど、これだっ!というのに巡り合ったんです。きらめ樹一生やっていきます。」

「きらめ樹、前から知ってて気になっていたんです。東京方面へ行くことがあったら体験してみたいと思ってたところ、ネットで九州に来ること知って、申し込みました。皮むきをどうしてもやりたかったから、森を、もうすっごい探しましたよ〜。本当に体験できてよかったです。」

「日本の森のことは知っていたんですけど、家と世界の森の問題とがつながってるのは知らなかったです。広げて欲しいです。」

「都会の人相手の体験ツアーのようなものだと思っていたんですけど、ここまで全てが仕事になってるシステムと知って、びっくりしました。」

「きらめ樹、学校の授業で必須科目にしたいですよね。学校でみんなやらないと。森のこと教えないと。」

「大西さんのお話、いつまでも聴いていたいような気持ちです。」

「500年の森の夢、じんわりきて泣きそうでした。感動しました。」

「なんか、デッカい話なんですけど、やれそうな気がしますね。あはは〜」

「ぼくの友だち、これ、メッチャ食いつきますよ。地元、青森で広げます!」

九州各地でも熱い想いをたくさん聴かせていただきました。

来年は、伐採キャラバンに行きます!
お声かけよろしくお願いします〜

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ふじいもん、奥様、大変お世話になりました。
糸島のみなさま 、ご馳走さまでした。ありがとうございました。来年もよろしくお願いしますね。

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8月24日 きらめ樹キャラバン@熊本・阿蘇市

Kirameki in Aso 2

8月24日 阿蘇きらめ樹キャラバンは、
メンバーも新たに、熊本地震の支援に来ている、
東北各地の学生さん達と、一般参加の大人です。

木の養分を味わうお嬢さま方。
スギはどんな味?

阿蘇は、道のすぐ横で、平らなところに
びっしりスギが生えています。

きらめ樹した後、
伐採も、積み込みも平らだから、ぐっと楽です。

そして
今後増えると予想される、改築や再築。

築150年の木と土の家と暮らしてきた方々は、
その、目に見えない大地の安らぎに包まれてきたのだと、
想像しています。

再び、
今度はきらめ樹の天然乾燥材で
安らぐお家を手に入れて欲しい。

そう願いながら、
阿蘇きらめ樹キャラバンの二日間を終えました。

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支援活動の合間に、集客や告知、森の下見や段取り。つごう4日間の滞在中のことまで、ユナイテッドアースのえいたさんはじめ、なおとさん、ひなのさん、皆さまには、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。

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8月23日 きらめ樹キャラバン@熊本・阿蘇市

Kirameki in Aso
熊本県阿蘇カルデラの中できらめき体験会1日目
8月23日のご報告です!

8月23日 は体験会&お話会 でした。

阿蘇の外輪山には、地震とその後の豪雨でおきた土砂崩れが
いくつかの筋になっているのが見られました。

そして、阿蘇カルデラの中も、外輪山の斜面にも
スギが、びっしり植林されています。

外から見ると、スギが整然と並んでいますが、
中に入ると、暗くて下草がなく、
間伐を待っているところがたくさんあります。

体験会とお話会は、
熊本地震の復興支援に入っている
瀬川えいたさんを中心とした
ユナイテッド アースのボランティアさんたちと、
一般参加の方々のタッグです。

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今回の森は、阿蘇カルデラの中、外輪山の麓でした。

表面数十センチが、森の作った土壌で、
その下は、溶岩の岩ゴロと、火山灰が粘土のように固まったもので、
この層が水を通さない層になります。

だから降った雨を保ってくれる層は、表面の数十センチ。

スギの単一林では、土を抑える根っこは1種類ですし、
土を耕して団粒構造を作ってくれる草が足りません。

間伐で森に光を入れて、
スギの森の中に、広葉樹と草の階層構造の森を作ることで
その土地本来の生態系に近づいていける、と思っております。

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8月22日 きらめ樹キャラバン@熊本・多良木町

熊本県多良木町お話会
8月22日、多良木町役場に伺いました。

多良木町は、1人の児童のために
統廃合せずに学校の存続を決めたことで知られる町です。

12名の役場職員さんがご参加。
林政に関わっておられる方も多く、
お話会の後に、活発な質問をいただきました。

その後、多良木小学校を見学。
多良木は、良い木の多い町だから、
小学校の内装のほとんどと、
子供たちの机を、町内産の木で作っています。

なので小学校が町の自慢のひとつなのです。

8月20日 きらめ樹キャラバン@宮崎・串間市

Kirameki in Kushima Miyazaki.pref
宮崎県 串間市にて 宮崎 初きらめ樹〜!

南国は、スギの育ちがいいのか、
断面積合計が130〜160!

しかし
間伐対象は剥けが悪く、
劣勢になっていたことが分かります。

宮崎も大分も、
杉が、本当にたくさんの面積で植えられています。

手が入っていないところもたくさんあります。
九州、きらめ樹、やりがい大きいです。

また、森でお会いいたしましょう!
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田中さん、たくさんの方々にお声かけくださって、
受け入れ準備や草刈りしてくださって、
ありがとうございました!!

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