8月12日 粟井英朗環境財団さん主催 きらめ樹体験会@山中湖村
8月12日 粟井英朗環境財団さん主催のきらめ樹体験会を、
涼しい山中湖村で開催いたしました。
今はまだ、このヒノキの森は真っ暗。
昨年皮むきした木は、葉っぱが茶色くなって、
もうすぐ光が入ります。
1つのゾーンでは、
真っ暗なのに断面積合計が22。
上を見ると、キハダやハンノキが大きく繁って
ヒノキがかなり負け気味です。
数字からするとヒノキの間伐は、できない。
しかしあまりにも劣勢なヒノキが混じっているのです。
う〜ん。悩ましい。
ヒノキを育てる視点に立つと、
ハンノキやキハダの木を切るという方向へ行ってしまう。
けれども、
きらめ樹では、杉やヒノキの大木の下に自然の広葉樹の森が育っていくことを目指しておりますので、広葉樹であるキハダやハンノキを切ることは考えていないのです。
ヒノキの極端な劣勢木を間伐するとしたら、
そのゾーンでは、あまりにもヒノキが減りすぎてしまいます。
しかし、極端な劣勢木は、今後育っていけるだろうか?
育ってくれないかもしれない。
近くの木は、すでに弱って立ち枯れているし。
考えているうちに
体験会も終わりの時間となったので、
次に来た時に、
森に訊いてみようと思います。